アリコジャパン―業界ナンバー1を目指すWebマーケティング

保険商品は日常的な商品関与度が低く、外部要因があって初めて検討のきっかけが生まれ、しかもブランドスイッチがしにくい商材です。

マス広告はそのきっかけを与える役割と位置付け、マスでリーチしきれない層に対してYahooのブラパネを補完的に利用しているそうです。そのため、バナーの効果はポストインプまで測定して、またそれらとリスティングの中間にBTAを位置づけているとのこと。

Webサイトの位置付けは、保険についての疑問を全て解決することを目指しているそうです。そして、サイト内にある「スマートナビ」は興味度合いによって必要なナビゲーションを取り揃え、シンプルによくまとまっています。

また、販売サイトとコールセンターとの連携も強化しており、露出媒体によってフリーダイヤルやオペレーターも分けているのだとか。
さらに、近づいてほしくないのに近づき過ぎてしまうリスクを避けるため、ユーザ自身が距離感を選べるように複数のチャネルを用意しているそうです。複数の販売チャネルを持った場合のチャネル感のコンフリクトをどうコントロールしているのか聞いてみたいところです。


カテゴリーへのニーズ喚起を実施できるのはトップ企業の特権であり義務でもありますね。マーケティング的には非常にやりがいがありそうです。

http://trend.netadguide.yahoo.co.jp/guide/feature/view/64.html