Japanese Web Design: Why You So 2003?

http://www.tofugu.com/2012/05/15/japanese-web-design-why-you-so-2003/

最近ソーシャル上でこの記事への言及をよく目にします。

結局は、ブランドもセルも目的は売り上げることであって、そのKPIスパンが短いか長いかの差でしかありません。
そして4PのPRICEに着目するならば、自分自身で得られる価値に対して価格が高くてはいけない場合もあれば、安くてもいけない場合もあります。
安く見えるデザインと高く見えるデザイン、どちらが良い悪いではなく、それぞれのケースでどちらがその商材やサービスにとって相応しいかどうかという問題だと思います。

他方で、情報設計と購買意欲という切り口で語られることもあります。
たとえばリアル店舗の場合はメーカーの営業であればMDの重要性は言わずもがなであり、実際にスーパー(GMS/SM)の顧客が商品を購入する際、「非計画購入」つまり店舗内で購入意思決定をする商品が76%を占めているという調査結果もあります。
Webにおいても同様で、クロスセルやアップセルのようなデータからマネジメントできる行動ターゲティングだけではなく、さらに顧客自身が期待していなかった出会いの演出によって買う気モードを高めるような設計も重要だと思います。
そこで問われるのは編集力であって、その編集方針に沿ったデザインをすることが重要であり、楽天のデザインもその帰結であり売り上げがそれを実証しているのだと思います。