2011年 UI / UX トレンド
相変わらず心に響くテーマです。
2011年のUI/UXトレンドとして以下の4つが挙げられています。
- モバイルが生み出したデザインサイクル
- コンテキストによる補助
- ダイナミックで感覚に響く動き
- フォーカスがすべて
「モバイルが生み出したデザインサイクル」。画面サイズという点では昔からあったテーマですが、今ではサイズがより多様化し、さらにタッチパネルという新しい行動を促す点を捉える必要があります
「コンテキストによる補助」。ミクロな観点では、Web自体が意味と機能を兼ね備えていることから、昔から注意を払うように言われ続けているテーマです。
少しマクロな観点では、ユーザのネット接続状況が多様化しているため、そのような状況を自動的に判別して最適化することが求められています。
「ダイナミックで感覚に響く動き」。もともとFlashでクリエイティブの品質が向上してきましたが、これからはタッチパネルやモーションセンサーなど、よりインタラクティブな表現が可能になりそうです。これによって、UI設計がますます複雑化しそうな気配です。
「フォーカスがすべて」。なかなか面白い視点です。確かに昔からWebアプリケーションを設計する際はウィザードという選択肢が上がることがあります。当時はATM
の設計方法などを参考にしたこともありますが、短時間で決められたゴールに誘導するという意味ではモバイルにも共通する点が多いのかもしれません。