「大人のたけのこの里」ヒットを支えたパッケージデザインの「トンマナ」

http://www.advertimes.com/20140129/article145117/

朝専用のモーニングショットを出す際に「朝以外売れなくなる」という反論があったという話を思い出しました。

ターゲティングというのは売る側の問題ではなく、ターゲットとする人たちに「自分がターゲットである」と認識してもらう問題ですから、この枕詞によって自分に向けられた商品であることを知覚でき、その知覚とトンマナに違和感を持たせないという事が重要ですね。

さらにインサイト的な面では、チョコは糖分や脂肪分も多く、子供向けの菓子を食べること自体にも少なからず罪悪感のようなものがあると思いますが、その罪悪感を払拭する、購買行動を正当化する効果もあるのだと思います。

もっとも、ここまでは机上でできる話であって、最も需要なのは、皆がたけのこの里に対してそれぞれのストーリーを体験済みであり、そのストーリーを長い間かけて産みだした商品ブランドであるという事です。