2013年 日本の広告費

http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/pdf/2014014-0220.pdf

日本の広告費が2年連続で前年度を超えたようです。経済の回復基調を表しているとしたら喜ばしい事です。

内訳をみるとテレビが前年度を超えているものの、他のマス3媒体は前年度を割っています。
個人的にはラジオの展開が一番厳しいのではないかと感じます。新聞のようにメディア自体として一定層に対する厚い信頼感があるわけでもなく、雑誌のようにセグメントが自由とはいえず、音のみではブランディングも弱く、かといってダイレクトレスポンスも難しそうです。

他方、ネット広告は好調で、特に運用型が非常に伸びているようです。
ただ、運用型という事は消費需要を後追いしているだけであり、広告自体が需要を喚起していくような元気さが感じられない点に一抹の不安も覚えるところです。