「Web自殺」幇助サービスWeb 2.0 Suicide Machine

インターネット上での自分の存在を消してくれるサービスのようです。例えば、Facebookでは、ユーザのフレンドとグループをすべて削除して、自分自身を自殺者グループにいれてくれるとか。

かつて、人は地縁や職業・宗教という特定のコミュニティにしか属していませんでしたが、いまや多層的にコミュニティ帰属しています。
コミュニケーションの質・内容は対人関係やお互いが所属するグループによって規定されることが大きいので、オープンな場で多くの人と濃度の濃いコミュニケーションを取ろうとすると、無理が生じるのは当然だと思います。特に空間や時間という物理的制約から解放されているインターネットでは、特定の相手と距離を取ることも難しいですし。

mixi疲れやマイミクのグループ化機能実装は、この辺りから生まれたものですね。コミュニティを設計するときは、求められる濃度の濃さとメンバーごとのポジショニングを考慮することが必要になりそうです。

http://jp.techcrunch.com/archives/20091231web-2-0-suicide/