博報堂グループ、企業サイトのコンサルティング開始 広告メディア化も支援

博報堂博報堂ネットプリズム、MP、DACによる企業サイトに対するソリューションがリリースされました。
企業サイトを企業と顧客との重要な接触メディアと位置づけたうえで、ブランドとニーズの双方向から潜在的な価値を計るそうです。
ここまでなら特に問題もないし目新しいこともないのですが、その後にメディア価値の向上という内容が出てきます。要するに企業サイトをADネットワーク化して顧客をシェアしあうというプラットフォーム構想です。

前半のブランドと後半のADネットワークのくだりが同じ文脈で語られるところに違和感を感じます。定性的なブランドと定量的なADDB化がしっくり来ないのです。10年前に失敗したWILLを思い出します。顧客層が同じでも顧客像が同じとは限りません。

いっそのこと「ブランド」などというワードを使わなければよいのにと思いますが、データマーケティングに進みつつもデータの精度の問題やつなぎ込みに苦慮している状況がそこに象徴されているような気がします。

http://www.findstar.co.jp/news/syosai.php?utm_source=news&utm_medium=rss&s=201816